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コンコンッ
何かを叩く音を耳にした俺は振り向くと、窓にはピーターとティンカーがいた。
ガラガラッ…
郁紗「よっ✋」
ピーター「やぁ、郁紗✋」
郁紗「何の用だ?まさか、変なこと企んでないよな?」
ティンカー「あんたじゃあるまいし」
ピーター「郁紗、忘れたの?今日は祭りだよ?」
郁紗「祭り?えっ、今日だっけ?」
ティンカー「自分から言い始めたくせに、もう忘れたの?」
郁紗「悪い、すっかり忘れてた💧」
そう、今日はこの町で夏祭りがある。
俺は数日前に、皆で行く約束をしたというのに、言い出した本人である俺はすっかり忘れていたのだ。
郁紗「確か、夕方だったな?」
ティンカー「私達は浴衣を着るから、クロネさんを借りるね」
ピーター「あれ?ティンカーって、浴衣持ってた?」
ティンカー「当然よっ」
郁紗「どうせ、着せ替え人形のあれだろ?」
その時、ティンカーから凄まじいオーラが出た。
ティンカー「郁紗、何か言ったかしら?💢」
郁紗「いえ、何も…💦」
ピーター「……💧」
そして、
ティンカー「じゃ、私達は鈴菜の家に行くから」
クロネ「郁紗君、祭りで会いましょう」
郁紗「あぁ、祭りでな✋」
ティンカーはクロネを連れて、鈴菜の家へと向かった。
郁紗「さて、俺達は何をするかな?」
ピーター「桃と浦島はこっちに向かってるみたいだけど、華心は連絡が取れなくて…」
郁紗「はぁ?」
あいつ、何やってんだ?
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