第1章 祭りの花火

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俺とピーターは屋根裏にいるクェイスのところへ行った。 クェイス「人間の祭り?」 郁紗「それでさ、今華心が何をやってんのかわかる機械とかないのか?」 クェイス「うーん、僕は未来から来たロボットじゃあるまいし…」 未来って…💧 ピーター「でも、いろんなモノを作ってるんじゃないの?」 クェイス「中には失敗作も多少はあるよ。この前だって、郁兄達に黙って…」 郁紗「何をした❗俺達に黙って何をした⁉💦」 クェイス「あっ❗あれが役立つよ」 こいつ、ごまかした💦 クェイスはゴチャゴチャしている棚から何かを取り出した。 クェイス「名付けて、『ゴキブリカメラ』です❗」 ……。 そのまんまだし。 ピーター「そのカメラで、華心の居場所がわかるの?」 クェイス「いや、相手の居場所とかの判明できないよ」 郁紗「意味ないじゃん💦」 クェイス「とりあえず、華心のアパートを見てみよう」 クェイスは窓からゴキブリカメラを飛ばし、華心のアパートへ向かわせた。 俺達はゴキブリカメラの映像をクェイスのパソコンで観た。 すると、華心がいた。 郁紗「あいつ、まだアパートにいたか」 華心〈スー…ハー…💤〉 華心は寝ていた。 ピーター「どうする?」 郁紗「叩き起こすに決まってるだろ?」 クェイス「直接行かなくても大丈夫。ゴキブリカメラには、こっちの声があっちにも聞こえるようになってるから」 ピーター「凄いね?」 クェイス「じゃあ、このマイクで話しかけて」 クェイスはマイクを出した。
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