第1章 祭りの花火

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郁紗「よし、ここは親切な俺が起こしてやる」 ピーター「でも、華心は起きるかな?」 郁紗「まあ、見てろ」 俺は面白いことをした。 郁紗「華心❗また遅刻したなっ❗(先生のマネ)」 華心〈ひぇぇっ、すみませぇ~ん💦ムニャ…💤〉 寝ながら焦る華心。 郁紗「華心、素敵ぃ~(鈴菜のマネ)」 華心〈いやぁ~、照れるな~✨ムニャ💤〉 寝ながら喜ぶ華心。 俺の後ろでは、ピーターとクェイスはクスクス笑っていた。 郁紗「華心っ❗(先生のマネ)」 華心〈すみませんすみません💦ムニャムニャ…💤〉 郁紗「華心、エロ本捨てるね?(鈴菜のマネ)」 華心〈そ、それだけは…💦〉 郁紗「華心、聞いてるのか⁉(先生)」 華心〈聞いてます聞いてます💦〉 郁紗「華心、聞いてるの⁉(鈴菜)」 華心〈あの、その…💧俺は…どっちの話しを聞けばいいんだぁぁぁぁ‼💦〉 一同「「ギャハハハハハハッ‼」」 悪夢(ある意味)で苦しむ華心を見て、大爆笑の俺達。 だが、華心はなかなか起きる気配がない。 クェイス「あんなに苦しんだのに、何で起きないの?ある意味凄い…💧」 ピーター「『バカは起きない』って言うから」 それを言うなら、『風邪を引かない』だ。 華心をそろそろ起こそうと、俺は小さい声でピーターにあることをお願いした。 郁紗「…ってヤツだが、どうだ?」 ピーター「起きる可能性はあるかもしれないけど、人の悪口は…」 郁紗「頼みます❗お前のような美しい声のヤツにしかできないんだ」 ピーター「フッ、仕方ないね」 単純なヤツだな、こいつ。
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