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ズクンと下半身…というよりまあ、ある一点に熱が集まるのが分かった。
「っぅわ…!たたたタカシ!!ちょっ、やばいヤバすぎるって…!ダイジョブだからオレもう血出てないし、な?大丈夫だから!」
焦ったオレは恥ずかしさのあまり無理矢理タカシを引きはがし説得を試みた。
「…ん、おまえが平気ならいいけど」
タカシは真っ赤に染まった口元をゆっくりと一周なめ回した。
ツオッ…!色っぺぇ!!
し、刺激が強すぎる!
オレ血とかダメだったはずなのに。
「あ、ああありがとうタカシ。だがしかしもうオレは元気モリモリだっ!ほら、おまえは部屋に戻れ」
上を向いて、歩きはしなかったが鼻血を出さないよう努めた。
「いや、おまえどう見ても…」
それでもタカシがしつこく心配しようとするので
ついにキレたオレは
「シャ、ラーーーップ!!!!」
「え、オイ。ノブ…」
「さっさと部屋に戻らんかーぁぁあい!」
タカシをどん引きさせて
その場を凌いだ。
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