プロローグ

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「ひとまず この人垣をどうにかしないと 教室に行けませんね」 なんて会話してる間も 生徒会長に対する 黄色い声は絶えない 「確かにね こうなったら強行突破だ!」 ズイズイ 「すいませーん 通して下さい!!!」 無理矢理 人垣を分けて進んで行く ドンッ! 「あ、すいません」 誰かとぶつかってしまった 「こっちこそごめんね 大丈夫?」 「はい…って生徒会長!?」 「俺のこと知ってんの?」 「あ、いやその……」 「ふーん 面白いね 君一年生?」 「え?あ、はい」 「名前は?」 「えっと…国府愛依です」 「国府愛依か……」 とか呟きながら生徒会長は 歩いて行きました 「なんだったんでしょう?」 ……………ま、いっかです
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