始まり

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―――――――― ―――――――― 「晃汰… あんたがずっと 好きだった」 平然を装いながら 顔を赤らめて南は言う 晃汰は驚いた顔で 南の顔を見つめる 「友香がいるって 分かってたけど…」 下を俯き南は 言った 「俺も…」 「え?」 「俺もお前が 好きだったよ」 気づけば 南の目から 涙が流れ出していた .
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