はじめてのじかん

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「えっと…じゃあ、粘土を作ろうか!」 はーい!と元気良く返事をしてくれて安心したように息をつく 「静雄君は何を作ってるの?」 「…………う」 「ん?」 「………ぞ、う」 小さな声で言われ、手元を見ればその手には鼻が長い、たしかに象にみえる粘土があった。 「それが象!?シズちゃん、全然見えなかったよ!」 横にいた臨也君が笑いながら言った。 ぐちゃっと、真横で音がした。 何かが潰れた音だった
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