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「みんなー！新しい先生だぞー！」
ｾﾙﾃｨ先生の声にみんなは遊んでいた手を休めてこちらへ近寄ってきた。
「ほら、挨拶！」
「え、あ！赤山葉流です。えっと、みんな宜しくね」
ぎこちなく笑えば、生徒達は一気に笑顔になって周りを取り囲んだ。
「葉流せんせーっていうの？」
「うん。そうだよ」
「せんせー肩車してー！」
「やだー！先にわたしがおんぶしてもらうのー！！」
「わかったわかった、順番な」
２人の生徒の頭を撫で、肩車をしようと屈む
「いーざーやーくーん、死ね！」
「あっはは、シズちゃんどこ狙ってんの？当たってないよー」
……………いま、目の前を机が飛んだ気がしたのですが。
ｾﾙﾃｨ先生を見たら、「またか…」と呟いてため息をはいていた
“また…？”
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