:プロローグ:

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~時空管理局艦船アースラ11月15日~ 「でも、早いね フェイトの裁判終了まであと二週間ちょっとだよ」 約半年前の事件、ジュエルシード事件で高町なのは、秋風亮と共に事件解決に尽力した、ジュエルシードの発掘者ユーノ・スクライアはしみじみそう想いながら口にした 「初公判は6月だったから結構進行早いよね」 「嘱託試験の合格が効いてるな 御蔭で何ステップか飛ばせた感じだ」 時空管理局執務官クロノ・ハラオウン こちらもジュエルシード事件で途中からだが活躍した齢14歳で執務官資格持ちの一流の魔導師である 「ありがとう、クロノ達の御蔭だよ」 そして、この少女がジュエルシード事件での重要参考人で今はアースラ艦長である、リンディ・ハラオウンの保護下にいるフェイト・テスタロッサである 「ユーノもゴメンね……証人なんて」 フェイトは性格上こういった事を気にする そこが、フェイトらしいと言えばフェイトらしいのだが気にしすぎるのは宜しくない
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