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でもね…ムックが側にいてくれるから,元気にいられるよ」
首を傾げて聞いていた。
人間が言っている意味、犬ってわかるのかな?
そう思った。
雄武に来てから、逆に日に日に体が弱くなっていた。
養生する為に、引越ししたのに…当時の自分には逆効果だった。
季節の変わり目や急激の気温の変化で、喘息の発作を起こした。
精神的のショックもあって、ちょっとのストレスでも発作を起こしては、喘息だけで入院もあった。
でもその入院が自分には、感激なものだった。
入院=手術が自分の中では当たり前。
手術しないで点滴だけなのが嬉しかった事もあった。
でも…精神的(ストレス)にきた喘息は、私の気管支に後遺症出ていた。
23歳の時に肺炎を起こした時に、病院へと行った時に、
喘息を患う人の気管支よりも、脆く炎症になりやすいと診断を受けた。
治療法は…ない。
過去のストレスの影響で、ダメージが酷く治る見込がなかった。
でも当時の私はどうして発作が出るんだろう?と思っていた。
季節は冬となった。
体調は相変わらず…週に3~4回当たり前になっていた。
喘息の薬が強い為、小さい頃から服用している薬もストップになった。
逆にそれを飲み続けなければならなくなっていた。
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