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そのノートはもうかすれてボロボロになって、17歳の時に読み替えしては、パソコンに打ち込み…捨てた。
校長先生の手紙は、大切に保管していたが、母が間違って捨てられた。
校長先生は、本当に優しかった。
勉強も凄く分かりやすく、必死に付いて行こうともした。
学校を通いだして,私は先生に言った。
小学6年となった時だった。
勉強を終えて、校長室を出た時だった。
同級生に遭遇した。
“校長室が目ん玉女の病気感染した”と、それを追い討ちをかけるかの様に自分の担任…前谷だった。
目と目があったが,私は素通りした。
この女は先生失格だ。
「丸山さん」
「気安く人の名前呼ぶな」
「どうして校長室からでてくるの!?」
「蘭がどこから出て来ようとあんたに関係ない」
腕を掴まれて
「痛い!!触んな!!」
蘭の声に校長先生が来た。
「何しているんですか前谷先生!!蘭ちゃん今日は帰りなさいね」
「うん」
校長先生は怒っていた。前谷先生の姿を見れば、また嫌な事を思い出させる。
蘭がやっと学校に登校したのにまた不登校にでもなったら、責任とれるのか!!って
家に帰るまで、右腕が凄くいたかった。
あの先生や男子女子がいると思うと…いやだった。
家に帰ると、学校から連絡がきていた。
出来るだけ、6年生の生徒や担任には逢わせない様、避けさせていたのに申し訳ないと、言っていたそうだ。
今までの精神的に来ていたのもあり…また学校を不登校となった。
行きたいけど…また会うと思うと、本当におかしくなりそうだった。
うつ病の一歩手前まで来ていた。
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