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「先生?」
校長先生は誰かと話していた。
「あ、蘭ちゃん
入って来ても良いですよ」
「失礼します。こんにちは」
スーツを着た人はニッコリ笑っていた。
校長先生は、
「先程話していた、丸山 蘭ちゃんです。
蘭ちゃんこちらは、蘭ちゃんが新しく通う中学校の校長先生の松尾 東司校長先生ですよ」
「丸山 蘭です。よろしくお願いします」
松尾校長先生は、笑顔で。
「沼田校長から話は聞いてます。今度は私が蘭ちゃんを守ってあげますね」
「有難う御座います」
この松尾校長も私が、義務教育最後を終えるまで温かく見守ってくれていた。
沼田先生も松尾先生も、ほんとに感謝でいっぱいいっぱいな人。
もしも逢えたら、今の事を話をしたいと思っているぐらいだ。
私が介護職に着いている事を話したらきっと喜んでくれると思う。
きっと…病気と前向きに行くと言ったら喜んでくれると思う。
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