-小学&中学生活-

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中学校は3年間だけ…自分には長い様な感じがした。 小学校を卒業したところで…小学校の生徒もエスカレーター式になっているからだ。 札幌にいたら、中学校も受験しなければならないのに… 人口の狭い学校ではそうなのかと思った。 入学式…着慣れない制服に身を包み学校へと行った。 クラスは2クラス…新1年全62人…私はA組で麗がB組だった。 私の担任は立花(旧:菊地)先生、女の先生だった。 また…女か…と思った事もあった。 どうせこの女もあの前谷と同じに決まっている。 学校でも家でも…無表情にいた。 くだらない事で笑う同級生…何が面白いのかさぇ 私にはわからなかった。 小学校から一緒だった奴等が、何も知らない地方の仲間に何かを言っていたのも知っていた。 知らないフリをしていた。 その方が楽だったから… 一年の研修旅行は願とて参加しなかった。 小学校のイジメよりはまだ集団無視だったから気楽だった。 ただ一つ気に入らない事があった。 自分の私物に蹴ったりする女がいる。 隣りの席で…わざとらしく、足が長いから困るよねぇ~といっていた。 日誌も一方的にやらせる事に苛立ちが沸いて、次に机を蹴ったりしたら…やり返してやる。
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