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雄武町から興部(おこっぺ)町まで車で30分。寮がある訳でもなく、バス通いとなる。
新しい真黒な制服に身を包み、新たな学校生活を迎えようと決めた。
楽しみと不安がある。自分が決めた道を知るじるしかない。この学校生活が終えたら、入院&手術が控えていた。
蘭のわがままを聞いてくれた大浦先生。
蘭のクラスは1年A組、麗はB組。担任教師は、千田先生という小太りな男の先生だが、怒ったら怖そうな先生に感じた。
麗の担任…中根先生。同じく男の先生だが、この先生も怒ったら怖そう。
同じく出身校から来た島くんも蘭と同じクラスになっていた。
辺りを見渡すと、真黒だらけ……ここは葬式!?と、思わず突っ込みをいれたくなるほどだ。
千田先生は、入学式当日に言い放った言葉があった。それが「皆!!卒業おめでとう!!」と言った。
どうやら笑をとろうとしたらしい。
そこに目を入る1人の女の子が居た。
その子こそ、後に親友となる子。
(許可得て名前を出させて貰ってます)
それが、大屋 友香との出会いだった。
私からの第1印象は……
“うわぁ~あの子勉強出来そう~”
学校のクラス委員長や生徒会長にピッタリなイメージ。
物凄く気になる子だった。中学校にはいなかったタイプと私は思っていたが、私がそんな考えている時に、友香は違う事を考えていたそうで。
「早く休み時間になってや~あの子と話してみたい!」
と、思って居たそうで。
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