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「それなら簿記の問題集でもやっていればいいじゃない!!」
キレた。
でも、私も負けずに……
「そう言う言い方もおかしくありませんか?先生が真面目に授業してくれていたら、蘭だって英語したりしませんけど?」
「次のテストで、赤点取ったら許しませんよ!!」
「取らなきゃ良いんですね?わかりました。あ、どうぞ、何話してたのか分りませんけど続き話していても構いませんよ」
きっとこの先生は、イヤな子と思ったに違いない。だけど、間違った事はいってないし、“まぁ、いっか”という感じ。
授業終えて、早速と麗と友香と回りの友達(2人)が来て。
「蘭~カッコいい♪友香惚れちゃうよ~」
「蘭すごいね、麗焦ったさ~蘭があんな事言うなんてさ」
「だって本当の事でしょ?」
「ところで、次の簿記のテスト大丈夫なの?“仕分け”とか出るんじゃなかった?」
心配そうに友香が言う。
「ヤバイかも…次の簿記のテスト赤点確実っぽいんだ~
でも!!言い切ったからにゃ、やる気ゃないじゃん(笑)」
この時に、自分が“負けず嫌い”だった事に気付いた。
そりゃあ、必死こいで、猛勉強していた(苦笑)
勿論、次の時には満点ではないが98点GET!!
つくづく感じた……“人間は必死にやれば出来るんだ。だって、この蘭にも出来たんだよ~”
まぁ、これはさて置き、
昼休みになって、英語の追試が開始された。
勿論、暗号も範囲内も完ぺき♪♪
よーし、やるぞ~と思っていたその時だった。
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