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今思えばひねくれた性格してると思う。
きっと、今母にこんな話しても嫌な思いさせるから、話はしないが、よほど当時の自分は根に持っていたんだろう……怨みのかのうにに掛かれている日記。
この後に母からメールで、
“面とでは言えないので……ごめんね”と一通のメール。
すぐには返信はしなかったが、自分の中で考えに考えてから、メールを返した。
“なんもいいよ”と。
母と子の気まずい生活から元の生活に戻った夏の日。
愛犬・ムックの夕ご飯準備を終えて、散歩は放していたムックを呼んだ。
人見知りする子だから、余所様が呼んでも近寄る事がない。
「ムー!ムッちゃーん!」
私が呼ぶとどことなく走ってくる。
「ムーご飯出来たよ~」
ムックは道路を挟んだ迎えまで走って来た時……
もうスピードで走ってくる車の姿……
ドンッ!!!
「キャン!!」
私の目の前で、鈍い音と横たわり下半身を這って、私の元へ来るムック。
「ムー!!!!!」
私はムックしか目に入らなく、道路に飛び出した。
「パ、パパぁ!!ムックが轢かれた!」
私の叫び声に父が、駆け寄る。
父が触れようとした時ムックは威嚇、ウゥ~と言っていた。
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