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「どうかな、聖君」
「良く似合ってるぞ、フェイト」
聖人とフェイトはなのは達と別れ、聖人を医務室に連れて行きフェイト自ら聖人の手当をし、今はリンディに用意して貰った部屋に二人でのんびりしている
「////本当に、ありがとう聖君」
「それにしても……」
「どうかしたの?聖君」
聖人とフェイト、アルフは同じ部屋である
しかも、ベットは一つだけ
「いや…何でも無い」
(明らかに狙ってこの部屋にしたなリンディ艦長…)
「なら良いんだけど、体調が悪くなったら言ってね、聖君」
「解った、フェイト」
部屋に関してはフェイトと一緒にして貰うつもりだった聖人は、同じベットで寝るのも初めてでも無いから、余り気にしない方向で行くらしい
「所で聖君、勉強しなくても大丈夫なの?」
「………フェイト、頼みがあるんだが……」
「良いよ、聖君」
「フェイト、俺はまだ最後まで言ってないぞ…」
「勉強を教えて欲しいんだよね、聖君」
まぁ、あの状況でなら聖人の頼みはそれしか無い
「……宜しくお願いします」
聖人はフェイトに頭を下げる
「せっ聖君?!別にそんなに畏まらなくても、良いんだよ」
「いや、礼儀だからな」
聖人はフェイトの目を真っ直ぐに見る
「////うん、こちらこそ宜しく、聖君」
「それじゃ、早速始めて貰っても良いかフェイト」
「うん、良いよ、聖君」
こうして聖人はフェイトに嘱託魔導師の筆記試験の勉強を教えて貰う事になった
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