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セィミヤはエリンとリランを見ながらシュナンに問い掛けた。
「あの者と王獣は、親子のような絆で結ばれて要るのね」
「私達もあの者達の様に成れるのだろうか?」
「遠い者だからこそ、近づき分かり合わないといけないのよ」
「私は、貴方の求婚を受け入れます。
・・・・でも、戦を嫌う清らかな心で民をこれからも治めて行きます」
「真実を見ない者が国を治めて良いとは、思いません。共にこの国を治めて行きましょう」
セイミアとシュナンは誓い合ったのだった。
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