1-2

10/14
前へ
/60ページ
次へ
涼『くそっ…何でできないんだよ!!』 ジュニア時代 何度やっても踊れない振りがあってイライラしてたとき 『山ちゃん、焦りは禁物だよ!!僕も一緒にやるから、ゆっくりやろ??』 優しく声を掛けてくれた男の子 でも俺は、イライラしてたからその子に八つ当たってしまって その場から逃げ出した その後大ちゃんから 大『アイツも今のお前と同じことがあったんだぜ』 と言ったあと、その時のことを話してくれて… 涼『俺…ッ』 大『気づいたんだろ??・・謝ってこい^^』 って背中をおしてもらった レッスン室に戻り男の子に謝れば 『気にしなくていいよ^^僕こそごめんね??僕が教えてあげるから、一緒に頑張ろ??』 そう優しく微笑みながら言ってくれた 涼『うんッ!!』 それに俺が笑顔で返せば 優しい顔から一気に太陽のような眩しい笑顔になって 『じゃぁ…練習しよ^^』 そう言って俺の手を引いてくれた 俺はその子の笑顔に一目惚れしてしまった そう・・これが俺の恋をした瞬間… 確かその恋をした相手の名前は… 彼の名前が出そうになった瞬間 今度は走馬燈のようにいろんな思い出が流れてきた .
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

860人が本棚に入れています
本棚に追加