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涼『くそっ…何でできないんだよ!!』
ジュニア時代
何度やっても踊れない振りがあってイライラしてたとき
『山ちゃん、焦りは禁物だよ!!僕も一緒にやるから、ゆっくりやろ??』
優しく声を掛けてくれた男の子
でも俺は、イライラしてたからその子に八つ当たってしまって
その場から逃げ出した
その後大ちゃんから
大『アイツも今のお前と同じことがあったんだぜ』
と言ったあと、その時のことを話してくれて…
涼『俺…ッ』
大『気づいたんだろ??・・謝ってこい^^』
って背中をおしてもらった
レッスン室に戻り男の子に謝れば
『気にしなくていいよ^^僕こそごめんね??僕が教えてあげるから、一緒に頑張ろ??』
そう優しく微笑みながら言ってくれた
涼『うんッ!!』
それに俺が笑顔で返せば
優しい顔から一気に太陽のような眩しい笑顔になって
『じゃぁ…練習しよ^^』
そう言って俺の手を引いてくれた
俺はその子の笑顔に一目惚れしてしまった
そう・・これが俺の恋をした瞬間…
確かその恋をした相手の名前は…
彼の名前が出そうになった瞬間
今度は走馬燈のようにいろんな思い出が流れてきた
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