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えっ…
一瞬にして頭の中が真っ白になった
裕「光くん?冗談きついよ…」
光「俺だってこれが冗談だったらよかったと思うよ。とにかく―…」
それからは全く光くんの言うことが頭に入らなかった…
涼介が…事故…
涼介死んじゃうの…?
やだッ‥
光「…ぅと!‥おい!裕翔!!!」
裕「やだッ!!‥涼、介‥やだよ!!!やだやだぁあ!!!!」
光「裕翔!落ち着けって!!!!」
裕「りょ、すけ‥涼介ぇぇえええ!!!」
光「裕翔ッ!!!!!!!」
裕「‥ッ」
光くんの僕を呼ぶ声でやっと我に返った…
光「はぁ‥お前落ち着けって…とにかく○×病院にこい‥俺もまだ向かってる途中だから何とも言えねぇけどさ…山田はお前を置いて死んだりしねぇよ」
裕「光くん‥そう、だよね…涼介は僕を置いて死んだりしないよね…!」
光「おう!だから早く裕翔も病院に向かえよ」
そう言って光くんは電話を切った
光くん…ごめんね
光くんだって不安なはずなのに僕の事にも気遣わせちゃって
僕を励ます言葉を言う声は不安を訴えるように震えてた‥‥
そして僕は急いで部屋を飛び出し病院へ向かった
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