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よつば、
「ZZZ…」
薄暗い部屋でよつばはぐっすりと眠っている。
よつば、
「…!」
目が覚めるとすかさず起き上がった。
よつば、
「ここはどこだ?」
よつばが寝ていた場所は自分の家の寝室ではなかった。何処か見覚えのある民家のようだったが…、
風香、
「じゃあ小岩井さんは本当に?」
かーちゃん、
「らしいわ、信じらんないけど」
よつば、
「!」
僅かに隙間から光が漏れているドアの向こうから風香とかーちゃんの声が聞こえた。よつばはドアに耳を傾けて話を聞いた。
風香、
「私も未だに信じられないよ。小岩井さんが覚醒剤やってたなんて…」
かーちゃん、
「よつばちゃんも飲んでたんじゃないかしら?」
風香、
「でも小岩井さんはよつばちゃんには飲ませてないって言ってたしょ?」
かーちゃん、
「嘘ついてるかもしれないじゃない」
風香、
「お母さん、よつばちゃんをあまり疑ったらだめだよ。折角ウチでよつばちゃんを預かる事になったのに」
かーちゃん、
「まあ確かにそうね。よつばちゃんのお父さん刑務所に行っちゃったし、今日からはウチでよつばちゃんの面倒見てあげなきゃ」
ばん!!
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