Meet again...

3/4

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「おはよう、アリス。良く眠れましたか?」   廊下を全力疾走していると、突然声をかけられて急停止した。   声がした方を振り向くと、プリンセス・レベッカが優雅に微笑んでいた。   そう、この方こそ、私のお母様なのです。   お母様といっても、実の母親ではありません。   幼い頃、ひとりぼっちだった私を拾い、今まで育ててくれたんです。   本当の母親ではないにしろ、プリンセス・レベッカの正体がヴァンパイアであっても、大好きなお母様な事には代わりはないんです。   「おはようございます、お母様。寝坊しちゃって…ごめんなさい…。」
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加