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…と、いうことになっている。
響雅
「えっとぉー。まさかと思いますが、姉のヒトトナリはお聞き及びですよね?」
宗晃
「あぁ、知ってるよ。
天使の笑顔と悪魔のハラワタを持ってるとかだよね?
響雅のお姉さまなのだから、きっと可愛い系の天使の笑顔なんだろうね✨😃✨」
響雅
「…………😓」
さすがは17歳の若年にも関わらず、きちんと自分で政務を摂っている当代将軍。
大物過ぎるゼ…。と、響雅はホケーッとしかけたが、事は天下の一大事である。
再び気力を振り絞ってみる。
…既に響雅の気力はミイラ化直前。
響雅
「HAHAHAHA……」
振り絞っても、この程度しか出てこなかった。
宗晃
「あと、空より大きい度胸と海より深い策略で、
その毒舌は既に生物兵器と呼ばれていて、黒い舌、とも陰で呼ばれてるんだよね。
私にとっては、響雅の笑顔も生物兵器だけどね❤」
宗晃が甘いマスクを少し崩し、それこそ生物兵器並みの魅惑の微笑を浮かべながら、響雅を愛おしそうに見つめる。
響雅
「…………😢」
気分は成仏5秒前である。
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