第一章 ~桃との出会い~

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 おばあさんは目の前の光景に、自分の目を疑った。  何故なら、川上から流れてきたのは、それはそれは大きな桃だったからだ。  おばあさんはそれを、五時間かけて、えんやらやっと引き揚げた。  そして、それを家へ持ち帰ると、台所のまな板にドンと置き、包丁を手にした。
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