始まり

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目が覚めるともう朝だった 親が起きる前にさっさと準備を済まし家を出る 「おはよ。」 いつも通り声がした 私は驚いて振り向くと そこにはやっぱり春樹がいた 私はよっぽどアホ面をしていたらしく 「なんだよその顔。」 と言われてしまった 正直もう朝は一緒に学校へ行けないと思っていた そのことを彼に伝えると 「俺は変わんねーよ。」 笑いながらそんなことを言うから傍に居られるならこれでもいいやと前向きになれた 私の周りは既に闇でかこまれてたのにね .
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