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蓮「愛華…。」
蓮の顔がゆっくり近付いて来て自然と目を閉じた。
♪♪♪♪♪♪
愛「…ごめん。」
いつもいいところで携帯が鳴る。
相手?
愛「…もしもし。」
「あっ愛華。」
愛「ママ…。」
私のママ、結衣です。
結「愛華宛のダイレクトメールいっぱい来てるんだけどどうしたらいい?」
愛「捨ててよ。ていうかメールでいいじゃん、それ。」
結「そうだけど久しぶりに愛華の声聞きたかったし。いつ帰って来るの?」
愛「しばらく帰らない。」
結「えー?ばあばからの誕生日プレゼントとかあるんだよ?」
愛「また今度取りに行くから置いといてよ。」
結「愛華の部屋にポンと置いとくの変だよ。みんな寂しがってるよ?」
ふと蓮を見ると寂しそうにこっちを見ていたからママの声を聞きながらスキを見てキスした。
愛「絶対嘘。逆に居心地いいはず。」
結「そんなことないよ。愛華、調子どう?」
愛「元気。ていうか蓮と一緒に住んでるし不安なこととか心配なこととかないから。」
ママはホントに心配性だ。
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