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3年も一人で生活している、料理なんておてのもんだ。
取り合えず、野菜炒め、エビチリ、サラダ、とその他合計6品とデザートにババロアを作った。
ご飯はすでに炊かれていた。
「よし、出来たぞ。」
「す、素晴らしいです。」
ホントに、料理は出せなさそうだ。
「少し作りすぎたが、食えるか?」
「えぇ、丁度いい位の量です。いただきます。」
と、すでに食べ始めていた。
ご飯を茶碗いっぱいによそってやった。
「それで、いろいろと教えてくれるんだよな。」
俺もおかずをつまみつつ聞いた。
「えぇ、修二君。」
「…名前知ってたのか。」
「もちろんですよ。」
おかずはもう半分ほどなくなっていた。
「…すいませんが、話は食後でいいですか?」
まぁ、話してくれるんならいいか。
うまそうに食ってくれてるし。
肯定の意味で頷きつつ、御代わりをよそってやった。
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