プロローグ

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今朝の話だ。 俺は『学校』に向かう途中、いつも通り巨大な交差点を渡っていたときだ。 しかし、ここの人の多さにはいつも圧倒されるな。 だが俺は、目の前の人間からは目を離さなかった。 しかしだ、 その多くの人間が、いきなり視界から姿を消した。 それは、呆然とした。 視界がクリアーになったのだ。 人間、そんなときは目を疑うものだ、俺もそうしてみることにした。 疑いに疑い尽してみた … まぁ、状況は全くもって変わらなかった。
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