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俺は眠りにつくまで真っ暗な部屋の中で考えていた。
早苗の事、神様の事、そして実験の真意についてだ。
早苗についてはまだ不確定要素が多すぎて、いまいち分からない。
心がどこか遠いところにあるようだ。
神様…実は彼が一番よく分からない。
必要な事以外は話さないからだ。
それに、早苗がいるためあまり憶測で話せない。
最後に、あの実験だ。
あれは、実験なんかじゃない。言わば、試験だった。
あれと似たような思い出がある。
…思い出したくは、ないがな。
くそっ…分からない事だらけだ。
『俺』のペースは乱されっぱなしだ!
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