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「…あなたなんだか変わった妖精ね」
幻想郷のどこかの上空…頭に髪飾りらしきものを付けていて、赤と白を基調とした服を着ている妖精「サニーミルク(以下サニー)」は前方にいたふよふよと飛んでいる女性に話しかける。
「…私に何か用かしら?」
サニーの問いに女性はサニーの方を向く。その女性は特に普段の妖精と特に変わった所はない…はず。
「いやぁ、妖精にしては随分変わった服装だなって思って。この森にはそんな薄い服装した妖精とか見た事ないから」
サニーはその女性の体をジロジロと見ながら言う。サニーが話している女性の服装は…黒と白を基調にしたTシャツに黒いハーフパンツ。
確かに妖精にしては珍しい服装である
「それに…私より髪の質が良さそうだわ!」
今の発言はサニーではなく、サニーの隣の隣にいた青と白を基調にした服を着た妖精が女性を見るなり羨ましそうに言う。
この青と白を基調にした服を着た妖精は、黒の前髪ぱっつんのロングヘアーで、頭に青いリボンを付けている。名前を「スターサファイア(以下スター)」と言う。
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