プロローグ

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「そ、それはどうも…」 女性は少々戸惑いながらスターに感謝の言葉を返す。 「そして…!」 そう言ってサニーはすぅ…と息を吐く仕草をし始めた。すると大きな声で 「その…大きい胸は何!?うらやましいわ!」 「ひゃい!?」 サニーの恥じらいが全く感じられない直球な発言に女性は思わず声をあげてしまった。 「ふふ、ひゃい!?だって…顔に似合わず結構可愛い声出すのねあなた」 この発言はサニーでもスターでもない。縦ロールの金髪で、黒と白を基調にした服を着た妖精。名前は「ルナチャイルド(以下ルナ)」と言う。 「う、うるさいわよ!」 ルナの発言につい恥ずかしくなったのか、女性は顔を赤くしながら下を向いてしまう。 「あ!見てルナ!妖精さんが顔を赤くしてるわよ!」 「ふふ、面白いわね」 そのままサニーとルナに少しの間からかわれる女性。可哀想である
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