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「…で、用件は見ず知らずのこの私をからかいに来ただけ?それなら邪魔だからさっさと離れてくれないかしら?」
女性はサニーとルナにからかわれた仕返しに、きつめの口調で三妖精に言い放つ。
「ああ、ごめんごめん」
「私も少しやり過ぎたわ…」
やり過ぎたと思ったのか、サニーとルナは女性に向けてペコリと頭を下げる。
「それじゃ本題なんだけど…あなた今暇かしら?」
サニーは頭を上げるなり本題を話す。
「うーん…暇と言ったら暇だけど…」
女性は顎に手を当てながら言う。
「じゃ、じゃあちょっとついてきてくれないかな?行くよルナ!スター!」
「「了解よ!」」
女性の回答を聞かずに三妖精はぴゅーっと進路を変えて飛んで行った。
「え、あ、ちょっと待ちなさいよ!」
女性は三妖精にそのままついていくことにしたのだった…
…ここで女性の紹介をしておこう
彼女の名前は「サーシャ・アースラ」。幻想郷に住み始めてまだ間もない…妖精である
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