ブラック・フェアリー

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ひょんな事から三人の妖精、サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイアについていくことになったサーシャ。 彼女は三人から何も聞いておらず、一体どこへ行くのか…ただそれを気にするばかりだった。 「そういえば自己紹介がまだだったわね。私はサニーミルク。気軽にサニーと呼んでくれて構わないわ」 サニーは笑顔で自己紹介をし、彼女のチャームポイントであろう、かわいい八重歯を覗かせる。 「私はルナチャイルド、サニーと同じく気軽にルナと呼んでくれて構わないわ。よろしく」 サニーと比べて若干軽い自己紹介をするルナ。 「最後に私はスターサファイア。私も二人と一緒で気軽にスターと呼んでもらえると嬉しいわ。よろしくね黒い妖精さん」 少し丁寧な自己紹介をするスターを最後に、三人の妖精の自己紹介を終える。 「じゃあ次は私ね。私の名前はサーシャ・アースラ。ここ幻想郷に住み始めてまだ間もない妖精よ」 サーシャも三妖精と似た自己紹介をする。 「住み始めて間もないって事は・・・容姿は負けるけど、私たちの方が先輩ね!」 サーシャより年上(?)と分かったサニーは、左右交互に飛びながら嬉しそうに言う。 「そ、そんなに嬉しいことなの・・・?」 「そりゃ嬉しいわよ。私より年下と分かった以上、これで安心してあなたと接することが出来るわ!」 どうやらサニーはサーシャを年上と思っていたようだ。 出会った当初から普通に接していたと思うが・・・ 「そ、そう・・・私にはよく分からないけど・・・と、とりあえずよろしくね・・・サニー」 「うん!よろしくね!サーシャ!」 サニーとサーシャは改めて挨拶をした。 「「私も忘れないで欲しいわ」」 若干空気なりかけていたルナ、スターは二人に突っ込みを入れた。
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