第一話

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「それじゃあ今から事情聴取を始めま~す」 急展開乙とか言わないで 作者涙目だから 「は、はーい」 「俺の名前は八雲 閃。貴女の名前は?」 「舞(マイ)です…」 「舞ちゃんね。名字は?」 「…ありません」 無い? 複雑な家庭で育ったのかな? 「えー、それじゃあ家はどこにある?」 「“幻想郷”です」 「……はい?」 幻想郷ってあの幻想郷? 「……お前は妖怪か?」 「はい。獣人です」 即答 「橙っていう妖怪知ってるか?」 「妖怪の賢者である八雲紫の式の式である橙さんですか?もちろん知ってますよ」 コイツは本物だな… 「ちなみに年齢は?」 「14歳です」 そこは人間といっしょか… 「能力は持ってる?」 「『見せない程度の能力』を持っています」 「弾幕は撃てる?」 「妖力があるので…」 白と黒の二色の弾幕を出す どうやったら出せるんだろ? 気合いか? 「ふんぬぅぅぅぅ!!」 「…何をやってるんですか?普通の人には弾幕は出せませn(ヒュン)…え!?」 出た 「あら~… 出ちゃったね~w」 「ど、どうして出せるんですか!?」 「さぁ?俺にも能力があるのかな?」 「…調べてみましゅ」 「………」 「………」 「噛んだな」 「気にしないでくたさい…///」 「そんなことよりどうやって調べるんだ?」 「えっと… 目を閉じていてくださいね?///」 「うぃ」 何をするんだ? 「…あのさ、これっt(チュッ)ふぐっ!?」 「せ、閃さんの能力は『物語を司る程度の能力』です///」 「……キス…したね?」 「うっ… そ、そうやって調べるんです///」 「そうか。照れ隠しありがとう」 「うぅ…///」
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