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青島「ふわあああぁぁ。」
ここは、湾岸署。
すみれ「青島君。さっきからあくびばっかり…少しは仕事しなさいよ!」
青島「仕事って言ってたって、なんの事件もないし、報告書も書き終わったし、平和じゃない。」
すみれ「ハァ、強行犯係はいいわね~。こっちは、スリだの引ったくりだのの報告書でいっぱいいっぱいよ!」
青島「まぁ、人々の役に立ってるんだからいいじゃない。」
すみれ「まぁ、そうだけど…だからって人の目の前でグダグダするやめなさいよ!」
青島「はいはい~。」
そういうと青島は喫煙所に行く。
すると、喫煙所はものけのからになっており、そこには緒方と森下がいた。
青島「あれ!?ここ喫煙所だったよね!?」
緒方「あ!青島さん!僕達も今来たとこで…」
森下「青島さんもご存知ないんですか?」
青島「いや…知らないよ。ていうか!昨日まであったし!」
すると後ろから袴田が来る。
袴田「あれ?君達なにしてるの?」
青島「あ!課長!喫煙所が無くなったんです!これは新手のテロの可能性が…」
緒方・森下「可能性が!」
袴田「君達…掲示板みてないの?あんだけ貼り紙してあるのにねぇ。」
青島「貼り紙?」
青島達は慌てて掲示板に向かう。
するとそこには
「4月から湾岸署内は全面禁煙になります。ご協力お願いいたします。」
と書かれていた。
青島「………。」
緒方「………。」
森下「………。」
青島・緒方・森下「そんなぁああああああああ!」
3人の声は響きわたった。
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