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「何、言ってんだよ……オレ、男だぜ?」 平然を装って言いながらも、十和の脳内はすっかりパニックに陥っていた。 「えっ……? だって……」 何故かは解らないが、伶はひどく驚いたように十和を見つめている。その確信の理由は解らないが、ここは何としてもごまかさなければならない。 (む、胸とか触らせるか!?)
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