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「王子様は素敵な方でよかったですね」
「そうね…」
隣国の王子は確かに素敵な方だ
きらきらと輝く金髪に
海のように澄んだ青い瞳
誰でも欲しがるような美貌の持ち主だった
だけど私は素敵な王子様と結婚したいんじゃない
私は愛した人と結婚したいのに…
無論、私の意見など聞いてくれないまま
私は素敵な王子様と結婚するはめになったのだ…
「フローラお嬢様髪型が整いました。さぁ、こちらへ…」
私はメイドの手を取り式場へとむかった
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