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――――舞の部屋
舞「…もう話したかな?なんか、気になるなぁ」
舞は、ベランダに出た。翔太の部屋の電気が点いてた。
舞「…呼び出したいけど、迷惑かな?でも…」
会いたいな…翔太に。
その時、翔太の部屋から人が出てきた。
翔太だった。
翔太「わっ!舞…!?」
舞「翔太…」
翔太「何、やってんだ?」
舞「う…うん。もう幸代ちゃんに話したか気になって…」
翔太「あぁ…まだ、幸代部活で帰ってきてねぇよ?」
舞「あ…そうなんだ。」
なんか、ホッとしたかも。
翔太「…ふ、今、良かったって思っただろ?」
舞「え!?」
エスパー!?
翔太「ま、幸代も負けず嫌いなとこもあるからな。」
翔太「今まで、俺を好きなんて全然気づかなかったからびっくりしたし(笑)」
舞「…」
翔太「舞?」
舞「…幸代ちゃんの話ばっかじゃん」
翔太「えっ」
舞「私、翔太を幸代ちゃんからとられたくないっていつも思ってたよ。」
翔太は、ちょっと驚いた顔をした。
舞「だけど…今は、翔太が私の事を好きだって言ってくれてすごく幸せなの。」
舞「でも…私さ、もっと翔太の近くにいたいの。もっと翔太を知りたいの。」
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