第三章

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翔太「…舞」 翔太は、ベランダの手すりに足をつけた。 舞「え!?翔太、何する気なの!?」 翔太「何って…舞の近くに行くんだよ」 舞「はぁ!?バカじゃん!ここ二階ですけど!」 翔太「うるせぇな。行くつったら、行くんだよ!あぶねぇから、離れてろ」 なっ!? すると、翔太は思い切りジャンプをして、舞の部屋の前のベランダに着地した。 翔太「イェイ!着地成功★」 翔太は、舞にピースを見せながら言った。 舞「なっ…なにやってのよ!怪我とかしたら…」 突然、翔太が舞の唇に優しくキスをした。 舞「えっ…」 舞は、ドキドキした。 今、キスされた? 翔太「心配しなくても、俺は舞だけだよ。」 翔太は、舞を抱いた。 舞「翔太…。」 舞も、ゆっくり翔太の背中に手をおいた。 幸せだよ… 今の翔太といる時間が、いつまでも続けばいいのに…。
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