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肩に衝撃を感じた。
汗ばんだ指が食い込む。
「おい」
思ったより若い声だ。
耳にした瞬間、思わず唇に笑みがこぼれた。
精一杯ドスを利かせてるつもりらしいが、少し上擦っている。
青いんだよ。
笑い出してしまいそうなのを堪えて、肩が揺れた。
「おいって、いってんだろ」
勝ち誇った声。
俺が震えてると、勘違いしたらしい。
振り向いて顔を見てやった。
「何か用?」
驚いてるね。
無理も無いか。
だって俺、楽しくてしょーがないんだよ。
喜びが隠し切れなくて悪いね、全く。
「やるの?
やらないの?」
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