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初めての共同作業から
二人でたくさんの思い出を作り上げていってたよね
素敵な日常
でもいつからだろう
僕らの関係は新鮮さを失って
同じことを繰り返して
そうして今に至るのは必然だと言える
見てごらん
こんなに高く積みあがったよ
外から見てもスカスカで
実際中身も空っぽだ
もし飽きたなら言ってね
僕がテーブルを蹴れば
こんなのすぐに崩れちゃうんだから
僕がそう言っても
君が積むのを止めないから
僕はまた一つ
二人の思い出を指で掴んで
ガラクタの塔を積み上げる
君が止めるまでは続けるよ
音を立てて崩れる時が来たら
その時にまた始めよう
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