愛に変わった瞬間。

2/11
前へ
/590ページ
次へ
僕らの愛に形はなくて… ただ真っ直ぐに身体を求め合うだけ。 あぁ…疲れた。 身体がダルい…。 「いっ!?腰…イタ…身体中…痛い…」 ベッドから起き上がろうとして思わず洩れた独り言。 何度シたかなんてもぅ記憶にない。 「優しく…扱ってくださいよ…」 願いや想いなんて簡単には届かなくて。 隣でスヤスヤ眠る貴方に込み上げてくる愛を消化出来ない。 「ユチョンヒョン…愛してますよ…?僕に気付いて…っ」 ―――――あの日。 僕は貴方を守りたかった。 傷付く貴方を見たくなかった。 貴方が傷付くくらいなら… 僕はどぅなってもいい。 だから一人で泣かなくて済むよぅに、僕は貴方の傍にいる。 一人でなんて泣かせない。
/590ページ

最初のコメントを投稿しよう!

905人が本棚に入れています
本棚に追加