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僕らの関係が始まったのは、ジュンスヒョンとジェジュンヒョンが付き合い始めてから。
僕とユチョンはリビングでそれぞれの事をしていた。
僕は読書でユチョンはDS。
いきなりリビングの扉が勢いよく開いてジュンスヒョンが入ってきた。そして、飛びきりの笑顔を纏いユチョンに話し掛ける。
何となく分かってしまった。
ジュンスヒョンが何を言いに来たのか…
止めて…彼を傷付けないで…!!
『ユチョン!僕ねっジェジュンヒョンと付き合うのっ!…男同士なのに可笑しいかなぁ?』
無邪気で純粋なジュンスヒョン。
僕には悪魔にしか見えない…。
泣きそうな顔のユチョンになんて気付いてなくて…
(ホントに罪な人だな…)
なんて心で思い、もしユチョンが泣き出したら庇ってやろうと決めていた。
『そっか。良かったね!俺は好きならいいと思うよ?』
今辛いのはユチョンなのに…
何で僕がこんなにも苦しいの?
『ぅん!好きっ』
眩しい笑顔…
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