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バタバタと出て行った後のリビングはとても静かで…
チクチク痛んだ胸はユチョンの泣き声で中和され。
「よく…耐えましたね…偉いですよ?」
『ぅっ…こ、これじゃ…ヒックどっちがヒョンか…ヒック分かんねっ…っうあぁああぁ…っ』
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
僕の胸も涙を流した…。
――それからは、なるべくユチョンの傍にいるよぅに心掛けた。
毎日のよぅにジュンスヒョンの代わりに抱かれ、知らず僕はジュンスヒョンと同じよぅに笑うよぅになった。
ジュンスヒョンと同じ香水を使い、ジュンスヒョンと同じよぅに面白くないギャグを言ったり。
ねぇ?貴方は悲しさを紛らわせれた?
僕をジュンスヒョンだと思えた?
一人じゃ直せない痛みを、僕が癒してあげられた?
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