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昔々。
可愛らしいお姫さまがいました。
お姫さまはお城の外へ出られず毎日退屈していました。
ある夜のことでした。
お姫さまがブロンズ色の髪に櫛をとおしていると、窓の外からひゅんひゅんと音がしてきました。
ひゅんひゅんひゅんひゅん。
不思議に思ったお姫さまは窓の外を見てみました。
すると空一面を綺麗な星々が埋め尽くしているではありませんか。
ひゅんひゅんひゅんひゅん。
星たちは音をたてて流れていきます。
「まぁ、綺麗」
お姫さまはうっとりとその光景を眺めていました。
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