3人が本棚に入れています
本棚に追加
ひゅんひゅんひゅんひゅん。
お姫さまがうっとりと眺めていると、1つだけ赤い星があることに気づきました。
ひゅん。ひゅん。ひゅん。
赤い星はだんだんとお姫さまの方に近づいてきます。
ひゅん。ひゅん。ひゅん。
あまりの眩しさにお姫さまは思わず目を瞑ってしまいました。
「こんばんは」
急に声がしたのでお姫さまはびっくりしました。
恐る恐る目を開けるとそこには赤い服を着た王子さまがいました。
王子さまはもう一度言いました。
「こんばんは、姫。お迎えに上がりました」
最初のコメントを投稿しよう!