第2章

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「47都道府県をですか?!」       『おん』       「大変ですね」       『いや、でも楽しいで?』       「そっかぁ。ならいいですね」       『仕事…楽しくないん?』       「見れば分かると思いますけどあぁやってティッシュ配ってるだけですから」       『そうかぁ』       「でも。何故か辞めたいとは思えないんですよね。たまにお礼言ってくれる人もいれば無視する人もいますけど、その日その日によって違う人が見れて」       『ふぅん』       「やりがいは感じてます」       『そっかぁ。ならえぇやん!』       「はい!」                      仕事の話を聞いて    俺は益々彼女を好きになった。      
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