第1章

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『アカンアカン!間に合わへん!』       渋「今何時や」       『今は~』                                        そうポケットから携帯を取る直前やった。                   「お願いしま~す」             ティッシュ配りの人など俺は気付かず                   勢いよく近くにあったティッシュの入った箱を蹴ってしもうた。                                                         「あ!」       『あ!すみません!やってしもた』       渋「何しとんねんお前」       『ちょ前見てへんかってん。ごめんな?』       「大丈夫です」       渋「早くしろや~」       『渋やんも手伝ってぇや』       「急いでるんですよね?ここやっときますんで、行ってください」       『でも』       渋「安田~」       「ね?」       『おん…本間ごめんな?』      そう謝ってオレらは先を急いだ。   
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