第1章

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その子も友達に無理矢理飲まされてるような雰囲気で       なんか自分と被って見えた。                「あ」            そう見てると目が合ってしまった。             「どうしました?」       『あ!俺さっきティッシュの箱蹴ってしもうた…』       「あぁ」       『なんか本間ごめんな?』       「大丈夫ですよ。ずっと気にしてたんですか?」       『おん…;』       「代わりのティッシュいっぱいあるんであんくらい全然汚れて大丈夫なんですよ?いつも余るくらいだし」       『そうなんや…』       「はい。だから大丈夫です」             めちゃ優しい笑顔で言われた。                                      言ってはアカンのかもしれんけど                                                 一目惚れやった。      
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