第2章

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予想してなかった。 俺から彼女を捨てるはずやったのに。 考えてもいなかった。 妙に孤独を感じる だだっ広い部屋。 今まで広く感じなかったんは 彼女がおったから。 妙に静かさを感じる これも 今までずっとそばに彼女がおったから感じなかったんやろな。 これもすぐ慣れるやろ。 この空間を俺は望んでたんやから。 俺はそう思いながら久しぶりに一人で寝た。 せやけど 目蓋の先には やはり彼女がおった。      
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